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桜の涙(連載中)

桜の涙 15

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 美桜の肯定の言葉に、ずっと美桜を抱きしめていた樹の腕の力が弱くなった。その隙に美桜は樹の腕を突き飛ばすようにして抜け出し、部屋を飛び出した。
 そのまま靴を履き、玄関の鍵を開けて走り出す。どこへ? どこへでもいい。とにかく遠くへ!

「美桜さん……?」

 突然自分の名前を呼ばれ、美桜は驚いて振り返った。

「臼井先輩……」
「どうか……したの? 何も持たずに……」

 そう言われて、自分のバッグを部室に……いや、樹の部屋に置き忘れてきたことに初めて気づいた。
 財布も携帯も学生証も入っている。取りに戻らない訳にはいかない。

「あの……あ、私ったら、部室にバッグ置き忘れちゃったみたい……。取りに戻るの恥ずかしいから、申し訳ないんですけど、臼井先輩、部室から私のバッグ持ってきてくれませんか? 私、正門の前で待ってますので」
「えーと……。なら、一緒に部室行こうか?」
「いえ! 恥ずかしいから! すみませんお願いします!」

 美桜は臼井に深く頭を下げた。我ながら無理なことを言っているのは分かっていたが、樹の顔を見るのが怖かった。

「そう……? じゃあ、正門前に持っていくね」

 そう言って臼井は樹のマンションの方へ向かってくれた。美桜はホッと安心して正門前に向かった。


 正門前で待っていると臼井が走ってきてくれた。だが、美桜のバッグは持っていない。

「ごめん、樹くんが『財布も入っている大事なものだから、本人が来ないと渡せない』って言うんだ……」
「あ……そうなんですか……」

 落胆した美桜に臼井はとても恐縮してくれた。

「ごめんね、役に立てなくて……」
「いえ! そんな! こちらこそ、お手数をかけてすみませんでした!」

 臼井には走って戻ってきてもらい、美桜は申し訳なく思った。

「樹くんと……何かあったの……? あの……余計なお世話だけど……」
「あ、いえ! 何も! あの、やっぱり恥ずかしいから一緒に部室行ってもらえますか……?」

 さすがに一人で樹の部屋へ行くのは怖かった。

「うん。僕もちょうど部室行くところだったから」




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