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桜の涙(連載中)

桜の涙 11

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 アルコールの入ったグループは段々とテンションが高くなり、アルコールを飲んでいないグループもそれにつられて盛り上がった。
 そんな中、美桜はビニールシートの隅っこで一人でビールを飲んでいる臼井に気がついた。

「臼井先輩。もっと真ん中に来ませんか? 楽しいですよ」
「僕はあんまりはしゃぐのが苦手で……」
「ああ、私もあんまりどんちゃん騒ぎは苦手です」

 そう苦笑して美桜は臼井の隣に座った。

「臼井先輩はどうしてこのサークルに入ったんですか? やっぱり就職活動対策ですか?」
「僕は小学中学高校といじめられてて……。自習の時間に『お前がいると教室が暗くなるから』って机ごと廊下に放り出されたりして……」

 臼井はポツリポツリと話し始めた。

「え!? それってひどい……」
「でも、このサークルにいると、何も喋らなくても、何も面白いことができなくても、皆、僕を受け入れてくれるんだ。存在感の薄い僕に対して当然のように普通に接してくれる。それが初めてで。輪の中心には入れないけど、一人離れていても、こうやって一緒に酒を飲める仲間がいるんだなと思うだけで嬉しいんだ」
「そうなんですか……。ここ、いいサークルですね」
「うん、この大学はサークルが山ほどあるけど、こんなサークル他にはないと思うよ。個性豊かな人たちばかりだけど、個性がぶつかり合うことなく、大きな一つの塊になってる気がする」

 そう言って臼井は微笑んだ。眼鏡越しの瞳がとても優しい。臼井の笑顔を見たのは初めてかもしれない。いつもうつむいているので気づかなかったが、笑うと知的なイメージとはまた違い、優しい雰囲気になるなと美桜は思った。





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