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従順なペット(連載中)

従順なペット 5 ※この作品にはR18シーンが含まれます。

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「へえー。綺麗に片付いてるじゃん」

 潤が物珍しそうに萌絵の部屋を眺めた。一方の萌絵は自分の部屋なのに居心地が悪い気がした。

「はい、これ」

 潤がプレゼント用にラッピングされた小さな紙袋を渡した。

「なんですか……?」
「開けてみて」

 萌絵が恐る恐る開けてみる。中にはさっきの水色の髪留めが入っていた。

「…………! 持ってきたんですか!?」
「ちゃんと金払って買ってきたんだよ。欲しかったんだろ? 初めて万引きするくらい」
「ありがとうございます……」
「どういたしまして。1800円で処女が買えるなら安いもんだ」

 また萌絵がビクリとする。

「あの! 1800円今からちゃんと払います! だから……」

 給料日まで1週間だが、食費を削れば1800円くらい払えないことはない。

「だから、見逃せって? 悪いけど、俺、今、女の子に飢えてるんだよね」

 そう言って潤は笑った。

「店始めた当初は、女と付き合う余裕もなかったし、店のバイトの女の子に手を出すわけにもいかないし」

 潤は萌絵の両手を掴んで引き寄せた。

「いやっ!」

 萌絵は必死で腕を振り払おうとしたが、潤の力の方が強かった。

「俺は3択あげたろ? 選んだのは萌絵ちゃんだ。別にいいんだよ、萌絵ちゃんが髪留めをカバンに入れた瞬間の映像を警察に持って行っても、なんなら、萌絵ちゃんの大学に直接持って行っても? 今からでもそうする?」

 そう言われて、萌絵の抵抗する力が抜けた。

「そうそう。最初からそう素直になればいいんだよ」

 潤は萌絵の両手を掴んだまま顔を近づけた。だが、美桜は思わず顔を背けてしまう。

「キスも初めて?」
「はい……」
「へえ。今時珍しいね。――面白い」

 潤は掴んでいた萌絵の両手を離した。

「少しずつ俺好みに慣らしていくのも面白そうだ」
「え……?」

 意味が分からず、萌絵は潤を見上げた。

「じゃあ、俺、今日からここに住むから」
「えっ!?」

 突然の潤の言葉に萌絵は耳を疑った。

「家賃と食費と水道光熱費は折半するから大丈夫。むしろ節約になるんじゃない?」
「そんな! 困ります!」

 1DKの狭い家だ。もちろんベッドも1つしかない。

「俺の家も近いから、まあ後は俺の着替えを持ってくるくらいかな」
「やめてください! 警察呼びますよ!」
「あれ? 警察呼ばれて困るのはどっちかな?」
「それは………」

 萌絵はうつむいて下唇を噛んだ。

「じゃあ、鍵貸して」
「鍵?」

「今から合鍵作って、俺の部屋からとりあえず必要な着替え持ってくる。あ、一応言っておくけど、ドアにチェーンかけたりしたら、監視カメラそのまま警察に持って行くからね?」

 萌絵は仕方なく潤に鍵を渡した。



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